炭素繊維だけで何かを作ることは、まずありません。第一、そのままだとバラケてしまい、大変に扱いにくい代物なのです。
多くの場合、樹脂と一緒になって使われます。糸を一方向に揃えて並べたり、 また、織ったりしてシート状にした後で、樹脂を含浸させます。これをプリプレグ
といい、ものの形に成形して熱を加えると固まって、製品が出来上がります。
一方、短くカットした繊維を、樹脂などの中に混ぜ込み、強化材として使う場合も あります。
1996年の阪神・淡路大震災の復興工事では、橋脚の補強材として注目を集めました。 炭素繊維をコンクリートの橋桁に巻き付け、これに液状の樹脂を塗ったり吹き付けたりします。しばらくすると、樹脂が固まり、炭素繊維と一体化して、強固な壁となります。 |
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| プリプレグ |
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