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三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原正直)は、リーマンショック以降の厳しい経済情勢ならびに需要が急減した炭素繊維の市場環境を踏まえ、昨年3月以来、新設中の炭素繊維生産設備の建設工事を一時中断していましたが、このたび2011年
第2四半期の稼働に向け建設工事を再開しましたのでお知らせします。 |
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記
1.建設工事再開の内容
- 当初稼働予定 : 2009年 第4四半期
- 変更後の稼働予定 :2011年 第2四半期
- 建設場所 : 大竹事業所(広島県大竹市)
- 生産能力 :2,700トン/年
- 生産品 : 産業用途を主体とした高性能ラージトウ「P330シリーズ」
- 投資額 : 約120億円
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| 2.背景及び今後の見通し
炭素繊維事業は、中長期的には風力発電翼、圧力容器、自動車をはじめとした各種産業用途での成長が見込まれることから、当社は本格的な需要拡大に応えるために新工場の建設をすすめてきました。しかし、リーマンショック以降の経済情勢の下で、各分野での成長が鈍化し、新たな用途の立ち上がりに遅延が発生していることから、建設工事を中断し、新工場の稼働を約1年延期することとしました。
今年に入りスポーツ・レジャー用途の需要が急回復し、既存設備の稼働率が高まると共に、各種産業用途での大型案件が本格的に始動したことから、工事再開を決断しました。
尚、当該新工場で生産を予定している新タイプの炭素繊維製品「P330シリーズ」については、新工場の稼働開始までの間、米国子会社Grafil社にて生産し、お客さまへの安定供給の体制を整え、積極的に市場開拓を推しすすめていきます。
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| 3.「P330シリーズ」の概要
「P330シリーズ」は、当社の高強度炭素繊維TR50S/TRH50と同等の性能を保有し、かつフィラメント数を大型化(5〜6万フィラメント)させた製品です。従来の2.4万フィラメント(24K)以下のスモールトウと比較して、大型成形品に適した加工性を持ち、かつ高強度、高弾性の特性を実現したもので、これまでのPAN系炭素繊維の概念を変える新しい炭素繊維です。新工場は高性能ラージトウを本格生産する世界最初の工場であるばかりでなく、ラージトウの工場あたり生産能力としても世界最大規模(2.700トン/年)となります。
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