このページでは三菱レイヨンの事業フィールドをご紹介します。
三菱レイヨンは世界的にもユニークで強みのあるアクリル系事業体(MMA系及びAN系)を基幹事業とし、水処理膜、炭素繊維などの新たな事業を幅広く展開していきます。



- MMAモノマー(メタクリル酸メチル)から、アクリル樹脂及び各種加工製品に至るまで一貫生産体制のMMA系事業体を構築しており、これが三菱レイヨンを支えるコア事業です。特にMMAモノマーの生産能力は世界No.1を誇ります。
またMMAモノマーの加工品であるアクリル樹脂は「プラスチックの女王」と呼ばれるほど透明性に優れており、無機ガラスを凌ぐほどです。用途の多彩さも大きな特長で、自動車テールランプ、水族館の水槽、看板、建築資材、パソコンモニターやLEDテレビの導光板、携帯電話など様々な用途・シーンで人々の生活を豊かにしています。
グローバル展開としては、2009年5月、世界一のMMAモノマーメーカーであるLucite International Group Limitedと経営統合したことで、アジア・米・欧のグローバルな供給体制を構築しました。中東での生産増強も予定しており、世界No.1のMMA系事業体として、積極的に海外展開を図っています。


- ANモノマー(アクリロニトリル)は、アクリル繊維・炭素繊維・ABS樹脂など当社製品の原料であり、AN系事業体の出発点です。原料を自社製造することで、他の事業のコスト競争力向上及び、要望に対する細やかな対応を可能としています。
また、誘導品事業ではバイオ触媒や高分子凝集剤を扱っています。バイオ触媒は、1985年に当社が世界で初めてバイオ法アクリルアマイド製造プラント用の触媒であり、更なる開発・改良を進めています。



- 軽くて強度のある炭素繊維は、飛行機や自動車など輸送機器への利用によって、CO2削減や省エネルギーに貢献できる素材として世界から注目を集めています。また軽さと強さを活かして、ゴルフシャフト、テニスラケットなどのスポーツ・レジャー用途、建築資材、風車ブレードなどの産業用途等、実に様々な分野に使用されています。
三菱レイヨンは、炭素繊維・複合材料事業を次期コア事業と位置づけ、炭素繊維焼成工場の能力拡大や競争力のある技術開発を推進しています。
また、2010年に独企業と合弁会社を設立し、今後急速に拡大が予想される自動車用途のための炭素繊維の原料生産に乗り出しました。


- 衣服やカーペット、毛布などの材料となる繊維を扱っています。ANを原料としたアクリル繊維は、蓄熱・保温、制電、吸水・速乾、抗菌・防臭などの高機能を備えることができる素材として様々な用途に使用されています。
また、リサイクル性に適したポリプロピレン長繊維、木材パルプを主原料としたアセテート繊維なども開発・製造しており、世界でも非常にユニークな化合繊メーカーといえます。


- 中空糸膜フィルターを用いた浄水・中水用(上水として使われた生活用水を再利用する水)及び下排水処理システム事業を展開しています。世界的な人口増や工業化に伴って、水循環の高度化は大きな課題となっています。当社のPVDF(ポリフッ化ビニリデン)膜を核に、中国・東南アジアを中心にMBR(膜分離活性汚泥)法を利用した産業用排水の再生水ビジネスを拡大していきます。
また、家庭用浄水器《クリンスイ》も販売し、家庭用から下水処理設備まで幅広く事業を展開しています。














