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社員インタビュー

機械・電気系 エンジニアリング プラントで必要な設備を設計し 稼働後はさらなる効率アップを目指す 小鹿雄介 三菱化学エンジニアリング大竹事業所 設備計画部 設備計画1グループ 工学部 機械工学科卒 2007年入社

  • 私の仕事・心に残る出来事
  • 1日の仕事

体制図

【私の仕事】新しい設備投資の計画立案から設備導入と、既存設備の合理化・省エネ提案を並行して行う

プラント内のエンジニアリングを担当しています。仕事内容は、大きく分けて「設備投資の計画と設備導入」「設備の合理化や省エネ提案」の2つです。

まず「設備投資の計画と設備導入」の場合。どんな設備が必要なのか運転課と相談し、設備導入・改造の概要、工程や予算について計画を立てます。予算が通れば、詳細設計に入り、機器購入のための仕様書や工事図面を作成。並行して工事管理グループに工事の手配や詳細な工事の計画を進めてもらいます。大規模工事の場合、消防など官庁への届け出が必要な場合も多いため、申請書を作成し、三菱レイヨンの安全環境品質管理部を通して提出、着工許可を得てから工事をスタートします。工事終了後は試運転を行い、正常に稼働していることを確認した後、運転課に引き渡します。

「合理化・省エネ提案」の目的は、設備の省エネや現場作業者にかかる負担の低減、生産性の向上をはかることです。自ら現場を歩いて問題点を洗い出し、製造スタッフと話をし改善案を練ります。改善にかかる費用も含め十分な効果が得られるようであれば運転課に提案。承認された場合、詳細設計、工事計画と進めていきます。ただし、使い勝手が急に変わると現場作業者にも負担がかかり、事故や作業効率の低下につながることもあります。急激なオペレーション変更の際は特に、現場との事前の調整を密にとることを心がけています。

改善提案は、起業に比べて地味なイメージがあるかもしれません。けれども、プラント設備は巨大なので、小さな改善を積み重ねることで大きな効果を上げることは可能です。例えば、換気を行うファンの適性能力を検証し、インバーターを導入することで、年間数百万円の削減に成功したことがありました。一つの事例を水平展開し、最大限の効果を引き出せるのは、現場と密着しているエンジニアリング部隊だからこそできる、やりがいのある仕事だと考えています。

【心に残る出来事】入社1年目で設備増設の大プロジェクトに参加。苦労と達成感を味わう

入社して1年になろうとする頃、炭素繊維の増産に伴うプレカーサー生産設備増設プロジェクトに、設計メンバーとして参加しました。当時、大竹事業所では新しい炭素繊維工場の建設が始まっており、その原料となるプレカーサーに関しても設備増強が計画されていたのです。

プレカーサーの生産設備は既存のものがありました。ただし、大竹で生産される炭素繊維は新しい品種のもので、プレカーサーに関しても生産技術研究所で開発された新しい技術を導入することになっていました。当初は「こんな大きな仕事が、新人の自分に勤まるのだろうか?」と不安でしたが、新しい設備をイチから設計する機会は滅多にありません。何もかもが大変なことに感じられましたが、プロセスの肝となるPID(Piping & Instrument Diagramの略、配管・計装図のこと)の作成からポンプやタンクなどの機器選定・発注、機器配置・配管経路の決定まで、多くを担当させていただくなど、素晴らしい経験となりました。

現場に足を運び、運転課の話を聞いては検討をすることを繰り返し、図面や仕様書と格闘しながら、一つひとつ設計を進めて行く毎日。開発と同時進行で進んでいるため、途中で仕様変更が入ることもしばしばです。図面を見ているだけでは解決できなかった課題が、現場で既存の機器を眺めることで解決できたこともありました。上司からは繰り返し教えられたのは、オペレーターの操作性や稼働後のメンテナンス性に配慮することの重要性です。これらすべてが、現在の私の設計業務の重要な基礎の一つになっています。

また、ある機器をヨーロッパから輸入したため、上司とともに機器立会いのために海外出張にでかけるチャンスにも恵まれました。海外メーカー担当者と意思疎通がうまく図れず、悔しい思いもしましたが、これも貴重な体験です。

様々な困難を乗り越えながらも、どうにか試運転まで終了。新しい設備が稼働し、プレカーサーの糸が出てきた時は嬉しかったですね。将来は、何もない更地にゼロからプラントを建設するような、大きなプロジェクトに参加してみたいと思っています。

入社のきっかけ
機械の部品ではなく、プラント建設など大規模な設備全体に関わる仕事がしたいと思っていました。三菱レイヨンへの就職を考えたのは、学生時代にゴルフをやっていて、シャフトメーカーとして馴染みがあったことがきっかけです。炭素繊維は成長分野として注目されていたこともあり、入社を決めました。
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