CSR

安全・環境・品質管理体制

 

基本方針

三菱レイヨンは、「レスポンシブル・ケア」の理念のもと、「安全・環境・品質に関する基本方針」「安全・環境行動指針」「品質管理の基本方針」を定め、これらに則った事業活動を行っています。

※レスポンシブル・ケア
化学物質を扱うそれぞれの企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄に至るまで自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動

安全・環境・品質に関する基本方針

●安全・環境は企業存立の必須要件として、すべてに優先して行動する。
●顧客が満足し、安心し、信頼する製品を提供する。

(1998年制定)

安全・環境行動指針

(1)法規を遵守し、必要あるときは法規以上の措置をとる。
(2)すべての事故は防ぎうることをそれぞれの責任として対応をとる。
(3)自己責任・自主的管理を主体とした行動をとる。
(4)環境に配慮した事業活動に努める。
(5)製品のすべてのライフサイクルで、安全への配慮と環境負荷の低減に努める。
(6)教育により意識を高め、その成果を職場に活かす。
(7)社会とのコミュニケーションを図り、透明性を上げる。
(8)科学的、技術的手法を駆使し、継続的段階的に改善する。

(1998年制定、2001年一部改訂)

品質管理の基本方針

顧客の要求に合致し、顧客を満足させる製品を製造・提供するため、安全環境品質管理規則を定め、関係各部署が連携し品質管理の徹底を図り、品質の効果的且つ経済的な確保ならびに品質保証の達成に最善の努力をする。

(1984年制定)

 

安全・環境・品質管理推進体制 (2016年4月1日現在)

三菱レイヨングループの安全管理、環境管理、品質管理に関する基本的な方針・施策などはCSR活動全般に関わる意思決定機関であるCSR経営会議(議長:三菱レイヨン社長)において決定しています。さらにCSR経営会議のもと、基本方針・施策の策定、推進を担う組織として安全環境品質委員会(委員長:安全環境品質担当役員)を設置し、トップダウン型の管理体制を敷いています。

三菱レイヨングループと主なステークホルダー

安全環境品質委員会の設置

三菱レイヨングループの安全管理、環境管理、品質管理に関する総合的かつ基本的な方針、施策、年度計画の策定およびそれらの見直し並びにそれらの実施状況の評価・確認などについて審議・決定するため、安全環境品質委員会を設置しています。
委員会は、
(1)会社の安全管理、環境管理、品質管理に関する基本的方針及び計画
(2)会社の安全管理、環境管理、品質管理に関する総合的施策
(3)重要な安全管理問題、環境管理問題、品質管理問題に関する対策および方針
(4)全社に係わる安全管理、環境管理、品質管理に関する規則類の制定および改廃
(5)安全監査、環境監査、品質監査、PL(製造物責任)監査に関する事項
を審議し、決定します。
安全環境品質委員会での決定事項に従い、各事業所、事業部および事業部が管轄するグループ会社で具体的な活動を進めています。

安全環境品質管理 実行フロー(PDCAサイクル)

安全環境品質管理 実行フロー(PDCAサイクル)
 

2015年度 安全・環境・品質の監査

監査の種類

監査の種類 対象
総合監査
安全環境品質委員会による経営が行う監査(オブザーバー:監査役、ユニオン幹部)
4事業所に対して毎年実施
MRC、ルーサイトグループ
安全環境監査
総合監査を補完する監査で、サンプリングした部署の詳細な監査
3~5年周期で実施
MRC
グループ会社監査
安全環境品質委員会の承認に基づき、グループ経営の一環として実施する監査
3~5年周期で実施
グループ会社
保安監査
本社による高圧ガス保安法に基づく認定事業所の監査
対象事業所に対して毎年実施
高圧ガス保安法に基づく認定事業所
特別監査
重大事故・労働災害が発生した場合に、安全環境品質委員会委員長の指示により実施する監査
三菱レイヨングループ
臨時監査
安全環境品質委員会委員長の指示により実施する事業所及び/又はグループ会社に対する監査
三菱レイヨングループ
PL・品質監査
安全環境品質委員会の承認に基づき、営業から製造まで一貫して実施する監査
3年周期で実施
MRC製品群
製造委託先品質監査
MRC製品の製造を委託している会社に対して行う品質監査
3~5年周期で実施
製造委託先

★対象範囲については「環境関連データの集計対象」参照

2015年度の監査実施一覧表

監査 部署・会社 監査分野
総合監査 大竹事業所、豊橋事業所、富山事業所、横浜事業所、ルーサイトグループ(代表サイト) 安全及び環境
安全環境監査 大竹事業所(8部署)、豊橋事業所(5部署)、富山事業所(5部署)、横浜事業所(3部署) 安全及び環境
グループ会社監査 海外グループ会社(2社) 国内グループ会社(4社) 安全・環境・品質
保安監査 大竹事業所(1部署) 安全
特別監査 本年度対象部署なし 安全
臨時監査 大竹事業所(1部署)、富山事業所(3部署)、構外グループ会社(2社) 安全
PL・品質監査 MMA・ANブロック(2部署)、機能樹脂・機能化学品ブロック(2部署)、繊維ブロック(7部署)、構外グループ会社(3社) PL・品質
製造委託先品質監査 製造委託先(12社) 品質

2015年度の監査結果

監査 報告
総合監査 国内4事業所及びルーサイトグループの主要サイトで実施しました。国内事業所の総合監査では、内部監査自己チェック表を基に事業所内部監査、安全環境監査、安環品内部監査の結果を踏まえた事業所報告を主に監査を行いました。全体的に保安・安全に対し真剣に取り組まれていました。日常作業や環境整備などに対し、常に自主チェックして、現場の安全活動の水準を更に高いレベルにすること、また、管理者は、自ら安全意識を高めて従業員が安全かつ安心して働く職場をつくる責任があることを認識して行動するよう指導しました。
安全環境監査 安全および労働衛生に関し、1500項目のチェックリストを基に行った事業所内部監査の結果の確認と現場監査に重点を置いて監査を実施し、内部監査項目のチェックにより、各職場の強み、弱みが可視化できました。また、各部署に必要な項目について改善を要請しました。
事業所の安環品監査を別途実施し、今年度の安全環境に関する全社課題、事業所重点項目の進捗を安全と環境に分け、本社安環品部が場所安環品の監査を実施しました。
グループ会社監査 国内対象会社では全員参加の安全活動が推進されており、従業員とのコミュニケーションも良好でした。また国外対象会社では、職長と作業者との日々のミーティング、運転マニュアルに基づく"Know-Why"教育、内部監査と第3者外部監査による工場安全チェック、設備の定期点検と予防保全システム整備など、レベルの高い安全管理活動を実施していました。会社ごとに、新入社員受け入れ時の安全指導、定年退職者から若手への技術伝承、グループ関連工場との保安・防災、安全管理に関する技術交流などをお願いしました。
保安監査 保安管理システムのコンビナート等保安規則、認定告示への適合状況及び保安管理活動の有効性を重点的に監査しました。保安管理システムの合規性と保安管理活動の有効性は良好でしたが、活動実行面で一部の不充分な点について改善指導を行いました。監査効果の向上を図り、事故災害因子を排除する目的で、発生した災害・トラブルの原因究明、対策措置についてその適正性を検証しました。認定保安検査管理組織に対しても監査を行い、合規性は良好でしたが、さらに優良な検査管理業務へレベルアップすべく、改善指導を行いました。
特別監査 本年度実施なし
臨時監査 事故・労災の懸念部署、グループ会社に対して「安全環境監査規程」による「臨時監査」を実施しました。事故・労働災害の真因の解明状況と対策実施状況の確認と討議、安全管理体制についての討議を実施し、安全柵内での安全対策、作業に対しての危険予防の教育の実施について要請しました。
PL・品質監査 対象5製品群の事業部、工場、研究開発部署、グループ会社など合計14部署で実施しました。PLリスク管理、新製品上市に至る審査状況、変更管理、製造委託先管理、新製品開発時の化学物質管理を重点に監査を行い、各部署に個別の改善を要請しました。

環境関連データの集計対象

製造加工を主体業務とする会社を対象としています。対象となる会社、データは「環境関連データの集計対象」をご覧ください。本文中の表記については(1)~(4)をご覧ください。
(1)MRCグループ:(2)~(4)を加えたもの
(2)MRC:三菱レイヨン及び三菱レイヨン事業所内のグループ会社
(3)国内グループ:(2)以外の国内の連結子会社
(4)海外グループ:海外の連結子会社
対象となる会社はこちらをご覧ください。